こんにちは、松本千嶂です。
今日の書作品は、七十二候の「麦秋至」です。
******************
「麦秋至」(七十二候)
読み:むぎのときいたる
意味:麦が熟し麦秋(ばくしゅう)となる
大きさ:タテ約33cm、ヨコ約24cm
用途:インテリア
今回も草書体です。「秋」を左に張り出すことで作品に安定感が生まれ、また1行目の右は揃えるとすっきりした作品になると思います。
******************
5月21日から6月4日までのおおよそ半月は二十四節気の「小満(しょうまん)」。
すべてのものがしだいにのびて天地に満ち始める頃(国立天文台暦計算室用語解説)です。その小満の末候(5月31日~6月4日頃)が七十二候の「麦秋至」。(2020-07-19の記事参照)
麦が収穫期を迎えるこの時期を「麦秋(ばくしゅう)」といいます。麦にとっての「収穫の秋」ということから名付けられたそうです。
「10月から11月頃に種が蒔かれ、寒さに耐え、辺り一面雪の中にあってもその下で芽を出し、じっと春が来るのを待っています」と 2020-12-25の記事 で書きましたが、耐え抜いたからこそ「麦秋」を迎えることができたのですね。
コロナ禍で厳しい日々が続いていますが、もうひと踏ん張りしたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<免責事項>
掲載した内容に関し、万全を期すよう運営を行っておりますが、いかなる保証も行うものではありません。ご利用に当たっては自己の責任においてご利用下さい。
<著作権について>
掲載している文章・画像などの著作物は、日本の著作権法及び国際条約により、著作権の保護を受けています。
著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合(私的使用の複製等)を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。法的に認められる場合であっても、著作者の意に反した変更や削除はできません。著作権法に規定された方法に従ってご利用いただきますようお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー