「書」 創作の楽しみ

インテリア用書作品とデザイン用毛筆文字

麦秋至(七十二候) ~インテリア用書作品~

こんにちは、松本千嶂です。

今日の書作品は、七十二候の「麦秋至」です。

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麦秋至」(七十二候)

読み:むぎのときいたる
意味:麦が熟し麦秋(ばくしゅう)となる
大きさ:タテ約33cm、ヨコ約24cm
用途:インテリア

今回も草書体です。「秋」を左に張り出すことで作品に安定感が生まれ、また1行目の右は揃えるとすっきりした作品になると思います。

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5月21日から6月4日までのおおよそ半月は二十四節気の「小満(しょうまん)」。
すべてのものがしだいにのびて天地に満ち始める頃(国立天文台暦計算室用語解説)です。その小満の末候(5月31日~6月4日頃)が七十二候の「麦秋至」。(2020-07-19の記事参照)

麦が収穫期を迎えるこの時期を「麦秋(ばくしゅう)」といいます。麦にとっての「収穫の秋」ということから名付けられたそうです。

「10月から11月頃に種が蒔かれ、寒さに耐え、辺り一面雪の中にあってもその下で芽を出し、じっと春が来るのを待っています」と 2020-12-25の記事 で書きましたが、耐え抜いたからこそ「麦秋」を迎えることができたのですね。

コロナ禍で厳しい日々が続いていますが、もうひと踏ん張りしたいと思います。

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