「書」 創作の楽しみ

インテリア用書作品とデザイン用毛筆文字

両忘

こんにちは、松本千嶂です。

今日の書作品は、禅語の「両忘」です。

 

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 「両忘」(禅語)

読み:りょうぼう

意味:
善か悪か、苦か楽か、幸か不幸か、生か死か、といった二元的な考え方から脱すること

大きさ:タテ約33cm、ヨコ約24cm

書体は篆書(てんしょ)です。よく実印で目にする、彫られている文字が分かり難いという方も多いあの書体です。手元に「篆刻字林」という書物があります。昭和13年発行の古いものです。作品の字はそこに載っている字を参考にしました。篆書は大きく「大篆」と「小篆」とに分けられますが、作品は大篆に属する字になります。その詳細はまた別の機会にしたいと思います。
ちなみに、篆刻字林の「篆刻」というのは簡単にいえば印材(大方は石)に字を彫る芸術で、書道の一部門になっています。彫る字の参考となる、あるいは字を引く辞書のようなものが「篆刻字林」です。 


二玄社 書道技法講座16 篆書 泰山・瑯邪台刻石

 

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AかBか、どちらかに決めなければならないのが世の常。言い争いの多くは、自分の意見を押し通そうとすることから始まります。しかし、取るに足らない些細な事もまたたくさんあります。どちらかが「どっちでもええわ」となれば対立はしません。

「両忘」とは、二者択一的な考えをやめ、両方へのこだわりから抜け出すこと、だそうです。確かに、決めなくてもよいとなれば、心がスーっと楽になりそうです。

 

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