「書」 創作の楽しみ

インテリア用書作品とデザイン用毛筆文字

涼 ~インテリア用書作品~

こんにちは、松本千嶂です。

8月7日は立秋でした。
秋が来たというのに、夏の勢いは一向に衰えません。
いつものことです。

立秋以降の暑さを 「残暑」 といいます。
「朝夕には秋の気配が・・・」と言えるのは、まだまだ先のようです。

残暑お見舞い申し上げます


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「涼」

大きさ:タテ約33cm、ヨコ約24cm
用途:インテリア

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昭和30年代。私の子どもの頃です。
一般家庭にはエアコン(クーラー)なんか当然ありません。  
当時の立秋あたりの気温は今と比べどうだったんでしょうね。
ネットで調べればすぐにわかりますが、たよりのない私の記憶によれば、日中は今とあまり変わらない暑さながら、夕暮れ時には、涼しい風が流れていました。

「夕涼み」

夕方、家の外へ出て涼風にあたる。
それだけのことです。
わざわざどこかへ出かけるわけではありません。
近所のあちこちで見られたふつうの風景でした。

ただそれだけのことが、今は望むことができません。