「書」 創作の楽しみ

インテリア用書作品とデザイン用毛筆文字

蟄虫坏戸(七十二候) ~インテリア用書作品~

こんにちは、松本千嶂です。

今日の作品は、「蟄虫坏戸」です。

 

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「蟄虫坏戸」(七十二候)

読み:蟄虫(ちっちゅう)戸(こ)を坏(はい)す
   又は 虫かくれて戸をふさぐ
意味:虫が土中に掘った穴をふさぐ
大きさ:タテ約33cm、ヨコ約24cm
用途:インテリア

楷書で書きました。紙は半紙。書道の基本中の基本。これを繰り返していますが、納得できる作品には仕上がりません。字数は2文字や6文字の場合もあります。余白(白い部分)にも気を配りながら筆を進めました。「戸」の字が少し上過ぎたように思います。


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「暑さ寒さも彼岸まで」。本当にそうです。
秋の彼岸が過ぎ、朝晩は過ごしやすくなりました。
9月28日から10月2日頃は、二十四節季の「秋分」(9月22日~10月7日)の次候(2020-07-19の記事参照)である「蟄虫坏戸」に当たります。

 虫には、昆虫の他に、爬虫類や両生類の小動物も含んでいるそうです。そんな虫たちがそろそろ冬仕度。つい先日まであれだけ暑かったのに、と疑ってしまいます。実際のところこの時期、多くの虫たちはまだまだ活発ですから本格的な準備ではないのでしょうが、季節の変化は敏感に感じているのかも知れません。

早い目に準備をしておけば安心です。虫たちを見習わなければ。

 

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毛筆文字工房千嶂
松本 一(千嶂)

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