こんにちは、松本千嶂です。
手元に「墨場必携」という書籍があります。巻末に「昭和5年2月15日発行、定價金三圓八拾銭」と。古い書籍です。書作に適した語句・詩句を集めたもの。今でも同種の書籍は多く出版されています。
その中の言葉を一点
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「心無累」
読み:心に累(るい)無し
意味:心上に気にかかることなし
大きさ:タテ約33cm、ヨコ約24cm
用途:インテリア
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欲望をいだくこと、恨み怒ること、道理に無知であること。煩悩のワースト3だそうです。煩悩が自分を苦しめ悩ませる原因になっているとも。欲望をいだかず、恨んだり怒ったりせず、道理をわきまえた生き方を心がければ、苦しんだり悩んだりしない「心上に気にかかることなし」といえる人生に少しは近づけるのかも知れません。