「書」 創作の楽しみ

インテリア用書作品とデザイン用毛筆文字

日本書芸院について ~書道の学習法~

こんにちは、松本千嶂です。

今日は、私が所属する「日本書芸院」について少し記します。

日本書芸院は、1946(昭和21)年に創立され、全国に約1万人の会員を擁する書道団体です。2010(平成22)年には公益社団法人の認定を受けています。書壇を代表する著名な先生方が名を連ねています。

基本理念は「伝統と創意」。

会員になるためには、日本書芸院の資格審査に公募として応募し、「二科 会員推薦賞」を1回受賞し、所定の入会手続を完了する必要があります。その後は、次のとおり審査会での受賞回数を基準に会員資格が上がってゆきます。

 
資格審査に公募として応募

「二科 会員推薦賞」を1回受賞
  

入会手続
 ↓

二科 会員
 ↓

 審査会に応募

「一科会員推薦賞」を1回受賞

 ↓

一科会員

 ↓

 審査会に応募

 「特選」を2回受賞

 ↓

無鑑査会員

 ↓

審査会に応募

「特別賞」1回受賞2得点、「準特別賞」1回受賞1得点、合計4得点以上で、理事会において決議された場合

 ↓

二科審査会員

 ↓

審査会に出品

「大賞」1回受賞2得点、、「準大賞」1回受賞1得点、合計4得点以上で、理事会において決議された場合

 ↓

一科審査会員

 ↓

審査会に出品

会員としての最高賞「史邑賞」を2回受賞した後、理事会において決議された場合

 ↓

評議員(役職者)

 

その後は、理事会の決議等を経て、参与→参事→監事→理事→常務理事→董事→顧問→副理事長→理事長→名誉顧問→最高顧問となってゆきます。

 

 私は現在、一科会員です。2001(平成13)年に一科会員となり、2004(平成16)年に応募した審査会で「特選」を受賞したのを最後に、審査会には応募していません。今は書道の基本である半紙で自分の書を表現することに専念しています。審査会に応募するには全紙等の大きな紙に書かなければなりません。相当の力量が必要とされます。基本がしっかりしていなければ作品になりません。その基本を身に着けるため日々精進しています。そして、いつかまた挑戦できる日がくればいいなと思っています。

※2023(令和5)年3月に日本書芸院を退会しました。

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