こんにちは。松本千嶂です。
今日は、親鸞聖人が詠まれたとされる和歌を。
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「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」
意味:明日も咲いていると思っている桜の花、
しかし、夜に嵐が吹かないといえるでしょうか
大きさ:タテ約33cm、ヨコ約24cm ×2
用途:インテリア
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得度のために訪れた親鸞(その時の名は日野忠範)に対し、慈円和尚が「今日はもう遅いから明日にしよう」と言ったところ、親鸞はこの歌を詠んで答えたと伝えられています。一方、五木寛之さんの小説『親鸞』では、「今の世を生きる者には、明日はありません。今日、今この時しかないのです」という親鸞に対し、慈円和尚が詠んだ歌として描かれています。
「今この時を大切に」。わかってはいますが・・・。