「書」 創作の楽しみ

インテリア用書作品とデザイン用毛筆文字

放てば手にみてり(禅語) ~インテリア用書作品~

こんにちは、松本千嶂です。

今日の書作品は、禅語の「放てば手にみてり」です。

 

******************

f:id:m-sensho:20210328155133j:plain
 「放てば手にみてり」(禅語)

読み:はなてばてにみてり
意味:今手にしているもの(執着や欲望)を手放せば、
   新たな(大切な)ものを手にすることができる
大きさ:タテ約24cm、ヨコ約33cm
用途:インテリア

漢字かな混じりの書です。故村上三島先生は「誰もが読める書」を提唱されました。書かれている内容が解れば、その作品に対する評価も違ったものになります。歌には曲と詩があります。詩が英語なら英語が解らない者にとっては、曲しか評価できません。書も「読める書」でなければ作品全体を評価してもらえないことになります。ただ、書道は古典(2020-08-24の記事参照) を基礎にした文化なので、漢文や変体仮名で書かれたものが多くなってしまうことは仕方のないことなのかもしれません。

相田みつをさんは自分の詩を書にされていますが、人気があって高く評価されているのは「読める書」だからではないでしょうか。

******************

 

優勝したい、しなければならない。そんな気持ちが身体をガチガチにし、思うように動けず負けてしまった。反対に負けてもともとと開きなおり、思いっきり楽しもうと気楽に戦ったら優勝してしまった。そんな話をよく耳にします。「無欲の勝利」です。高校球児のあこがれである甲子園には「魔物が住んでいる」といわれますが、住んでいるのは選手の心の中なのでしょう。

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<免責事項>
掲載した内容に関し、万全を期すよう運営を行っておりますが、いかなる保証も行うものではありません。ご利用に当たっては自己の責任においてご利用下さい。

著作権について>
掲載している文章・画像などの著作物は、日本の著作権法及び国際条約により、著作権の保護を受けています。
著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合(私的使用の複製等)を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。法的に認められる場合であっても、著作者の意に反した変更や削除はできません。著作権法に規定された方法に従ってご利用いただきますようお願い申し上げます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー