「書」 創作の楽しみ

インテリア用書作品とデザイン用毛筆文字

長樂萬年 ~インテリア用書作品~

明けましておめでとうございます。松本千嶂です。

本年もよろしくお願いいたします。

今年最初の書作品は、「長樂萬年」です。

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 「長樂萬年」(墨場必携<2020-06-28の記事参照>より)
読み:ちょうらくばんねん
意味:楽しきことの幾久しく限りなきこと
大きさ:タテ約33cm、ヨコ約24cm
用途:インテリア

書作品を制作する場合、最初に「内容(ことばや語句)」を決め、次にどういう書体で書くかを考えます。私は古典(2020-08-24の記事参照)の趣きのある書体であることを旨としています。その時役に立つのが「書源(二玄社:昭和45年発行)」という書物です。A4判で厚さ8cmほどもある分厚い書物です。古名蹟から字を集め、字ごとに編集されたものです。その内容の一部を掲載します。

<長>

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<樂>

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<萬>

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<年>

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上掲作品の書体は隷書(れいしょ)という書体です。その書体を基にしてに、創意を加えていますが、あまり奇抜にならないように注意しました。

なお、「書源」は今は「新書源(A5判)」という名前で発行されています。また、同じようなものとして「五體字類(東西書房)」というものもあります。 こちらは「(新)書源」よりかなり小さめのものです。持ち運びするには良いかもしれません。

 

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良い一年でありますように。

 

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